新型コロナウイルスの主な症状
初期症状では軽症ですが、発熱や咳など風邪のような症状が見られるほか、嗅覚・味覚障害が生じることがあります。人によっては、下痢・嘔吐などの消化器症状や意識障害などの神経症状が現れることもあります。また、重症化すると肺炎を発症します。ただし、感染した人全員に症状が見られるとは限らず、無症状で経過する例も多くあります。
流行する時期っていつ?
2019年11月22日に中華人民共和国湖北省武漢市で「原因不明のウイルス性肺炎」として最初の症例が確認されて以降、武漢市内から中国大陸に感染が拡がり、中国以外の国と地域に拡大しました。今もなお猛威を振るっています。
感染経路はどこから?
飛沫感染と接触感染の2種類です。
飛沫感染とは...感染者の咳やくしゃみによって飛び散った飛沫(ウイルスの粒子)を鼻や口などの粘膜から吸い込んで感染する感染経路です。飛沫を吸い込んでしまう最大の範囲は2メートルであり、これ以上の距離を空けていれば感染しないと言われています。
接触感染とは...感染者による飛沫に手で接触し、その状態で目・鼻・口などの粘膜に触れると感染する感染経路です。ドアノブやつり革、スイッチなど不特定多数の人が手を触れる箇所には十分に注意し、除菌をしていない状態で粘膜に触るのは控えましょう。
予防方法
日本では暖かくなってくる梅雨から夏には収束すると言われてきましたが、今の状況ではまだ収束は全く見えてきていません。
また外出時のマスクの着用、手洗い・除菌を徹底することが感染対策となっています。