RSウイルス感染症の主な症状
発熱、鼻水などの「鼻かぜ」のような症状が数日続きます。
多くは軽症で済みますが、細気管支炎、肺炎へと進展することもあり注意が必要です。
重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。

流行する時期っていつ?
例年11~1月頃にピークがみられます。

感染経路はどこから?
飛沫感染と接触感染の2種類です。
飛沫感染とは...感染者の咳やくしゃみによって飛び散った飛沫(ウイルスの粒子)を鼻や口などの粘膜から吸い込んで感染する感染経路です。飛沫を吸い込んでしまう最大の範囲は2メートルであり、これ以上の距離を空けていれば感染しないと言われています。
接触感染とは...感染者による飛沫に手で接触し、その状態で目・鼻・口などの粘膜に触れると感染する感染経路です。ドアノブやつり革、スイッチなど不特定多数の人が手を触れる箇所には十分に注意し、除菌をしていない状態で粘膜に触るのは控えましょう。

予防方法
感染者の飛沫が付着した物を介した接触感染を防ぐため、身の回りの物のこまめな消毒が感染予防対策となります。
また、直接的な飛沫感染を防ぐため、感染の疑いがある方とやむを得ず接触する場合は、マスクの着用を徹底し、予防を行いましょう。
