細菌・ウイルスについてのお話

細菌性胃腸炎(食中毒)サルモネラ感染症

サルモネラ感染症の主な症状

吐き気・腹痛(下腹部)を伴った後、38℃前後の発熱と下痢を繰り返します。
症状は1週間以上続くこともあり、長期にわたり保菌者となることもあります。

流行する時期っていつ?

例年7~9月の夏季がピークとなります。

感染経路はどこから?

汚染された食品が原因となる「食中毒」による感染経路と、感染者やペットのふん便が原因となる「感染症」の経路があります。
サルモネラ菌は鶏も保菌しており、鶏が産む「卵」にもサルモネラ菌が潜んでいます。

予防方法

感染経路となる「食中毒」や感染者との接触を予防することが対策です。
食品は冷蔵保存し、鮮度の良いものを摂取・加熱処理を心がけましょう。また、調理器具や容器についてもよく消毒を行ってから使用することが大切です。
特に生肉を扱った後は、手洗いや手指消毒をしてから他の食品を扱うようにしましょう。

感染の疑いがある方やペットと接触する際は、手洗い・消毒をこまめに行い、感染予防対策を行うことも大切です。